カウンセリングとは
カウンセリングというと「悩みを解決してくれるもの」と思われる方が多いみたいですね。
ですが、それ以上の価値があるものです。
性格的な根本から見つめなおし、問題を繰り返さないように改善するものです。
カウンセリングでは、問題や悩みそのものを解決していくのではなく、なぜその悩みが起きたのか「その人自身」に焦点を当てていきます。
考え方や、悩みのクセを発見することで、次に同じような事が起きたときに繰り返し悩んだり、苦しんだりしないようになることを目指します。
より自分らしく、より楽しい毎日を送ることをサポートするものです。
日本ではまだまだ馴染みのうすいカウンセリングですが、欧米ではカウンセリングを日常的に利用する習慣があるようです。
肌のお手入れにエステに行くように、健康のためにスポーツジムに行くように、心を癒しにカウンセリングを利用しているようです。
また、プレッシャーの大きな職業(会社経営、芸能人、スポーツ選手など)では自分の心理状態をチェック&ケアしてくれるカウンセラーは欠かせない存在になってきています。
心理療法
カウンセリングでは、まず安全な場所を作っていくことが重要になります。
クライエント(相談される方)のどんな感情や考え方、思考を話しても大丈夫な場所、安全な場所を確保します。
その安全な場所で、カウンセラーはクライエントの鏡の役割をすることによって、ご自身の気持ちや考えを整理するのをサポートします。
また、合意の上で心理療法を用いて問題の解決を図っていきます。
アートセラピー
絵を描くことで、スッキリした気分を楽しんでください。
子どもの頃はよくいたずら書きをして遊びましたが、大人になるとしなくなりますよね。童心に返って絵を描いたり、切り貼り(コラージュ)したりすることで、また、仕上げることで達成感と心の浄化を楽しんでいただきます。 絵は心を投影します。絵でウソはつかないといわれています。
絵の中から自分の本心を探したり、考えたりします。
アートセラピーの起源は箱庭療法です。
エゴグラム(交流分析)
エゴグラムというグラフ(心理テスト)を使って性格の特徴を知ることで、対人関係ではどの様な場面に強く、どんな事に弱いのかを考えていきます。
自分自身を知ることで、セルフコントロールが可能になり、真実の交流の回復へと進みます。
フォーカシング
何となくモヤモヤする…
彼(彼女)から1日メールがこないと、何かモヤモヤする
将来の事を考えると、何だか肩が重くなる
会社にいると、頭が痛くなってくる
心と体はつながっています。体で感じた「何となく」を心に返して考える、「何となく」に焦点を当てることで、本当の感情や真の欲求に気づいていきます。
自分の本心に気付き認めてあげると、心は楽になっていきます。
認知行動療法
ある出来事に対して、決まった見方、考え方、価値観、こだわりを自分自身で持っていませんか? その考え方のパターンを検討し、歪んだ思考(認知の歪み)を変えることで、適応的思考パターンに変わり、行動や生活を改善していきます。